年始早々、キャノンのプリンターが壊れた。
年賀状のお返しの印刷が出来ない。
エラー表示が出たので、それに従ってあれこれやってみたが変わらず。
購入から5年以上経っているので、プリンターを買い替えするしかないようだ。
そこで、どのプリンターにするかAmazonで販売されている家庭用インクジェットプリンター複合機20品以上をのスペックと口コミ評判を調べてみた。
その結果、失敗しない!家庭用プリンター複合機の選び方が見えてきた。

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プリンターの種類

今回、Amazonでプリンターを調べたら、商品名に「インクジェット複合機」と言う言葉が付いている。
インクジェットは分かるが、「複合機」とは何?

プリンター複合機とは?

「複合機」とは、コピー・プリンター・スキャナー・ファクシミリ機能(FAX)・ステープラーなど、複数の機能がひとつにまとまった(複合した)機器のこと。
プリンターはプリント出力が専門で、複合機のようにその他の機能は備わっていない。

私の場合、プリント以外にスキャン・コピーも使うので、求めるプリンターは複合機である。

プリンターメーカーの違い

プリンターを選ぶにもそもそもプリンターメーカーが複数ある。
メーカーによって違いや特徴はあるのだろうか?
以下の記事では、家電販売員がプリンターメーカーのランキング付けをしている。
【プリンターメーカー比較】家電販売員のおすすめは、キヤノン?エプソン?ブラザー?HP?

1位:キヤノン
2位:エプソン
3位:ブラザー
4位:HP

あくまでも総合的ランキングだ。
各々メリット・デメリットがあるので、何を重視するかで、選ぶメーカーは異なって来る。

私は今までキャノン一辺倒だが、キャノンには以下の特徴があるという・
①高単価機種の色の再現性に関しては、「段違いに良い」。
②印刷速度は速いですが、音は結構大きい。

①に関しては、「高単価機種」とあるので、低価格(安い)機種は、当てはまらない。
ネットでは、「キャノン製プリンターは壊れやすい」という口コミもあるが、どれが本当なのかはさっぱり分からない。

安いプリンターと高いプリンターの違い

Amazonで家庭用プリンター複合機を調べると、10,000円以下のものから、5万円以上するものまである。
何が違うのだろうか?

Amazonで販売されている家庭用インクジェットプリンター複合機20品以上をのスペックと口コミ評判を調べてみて分かった、値段に影響する項目があった。

家庭用プリンター複合機を選ぶ時の8ポイント

プリンターの値段を左右する項目が8個あった。
これが、家庭用プリンターー複合機を選ぶ時のポイントになる。

機能

プリンター複合機は、コピー・プリンター・スキャナー・ファクシミリ機能(FAX)・ステープラーなど、複数の機能がひとつにまとまった(複合した)機器のことだ。

しかし、プリンター複合機を謳っていても、全ての機能がそなわっているわけではない。

安い機種では、プリンター以外に使いえる機能がコピーのみのものが多い。
ざっくりしたイメージでは以下になる。

●コピーのみ
●コピー・スキャナー
●コピー・スキャナー・FAX

さらにプリンター機能といっても、CDやDVDディスクなどのレーベル(ラベル)印刷が出来るとは限らない。
レーベル(ラベル)印刷を使用する方は、レーベル(ラベル)印刷が可能かどうかを確認する必要がある。

そして、両面印刷。
私は、テキストの両面印刷はよく使うので、両面印刷機能は必須。
しかし、両面印刷機能がない機種もある。

画質=インクの種類

インクの種類は画像の品質(=画質)に大きく関わる。
値段の安いプリンターは写真の画質が悪く、値段の高いプリンターは画質が良いことが多い。

写真や年賀状などを印刷するなら、画質がよいプリンターを選びたい。
プリンター複合機のインクカートリッジには種類がある。

インクの種類

インクには、染料インクと顔料インクがある。
染料インクと顔料インクの違いはざっくり以下になる。

●染料インク:写真の印刷などに向いている
●顔料インク:文字や図が中心のビジネス文書に向いている
染料インクは、顔料インクと比べて印刷スピードが速く、価格が安い。

テキスト印刷だけでなく、年賀状なども印刷するといった方には、染料インク+顔料インクが

インクの色の数

インクの色の数は4色から6色まであるが、当然、インクのインクの色の数が多い程、

インクカートリッジが一体型か独立型か?

インクカートリッジと言えば、色ごとにインクカートリッジが独立しているものが一般的だが、インクカートリッジが一体型になっているものもある。

一体型のデメリットは、そのうち一色でもなくなれば印刷が出来なくなり、インクカートリッジ全体を交換しなくてはならない点。
従って、ランニングコストが高くつく。

一方、一体型インクカートリッジには、カートリッジと共にプリントヘッドに該当する部分も交換される為、掠れ等の印刷不具合を解消させやすいというメリットがある。

但し、その分、インクカートリッジが高い。
安いプリンター複合機には一体型インクカートリッジが多い。
また、配色は4色なので、画質的に難がある。

接続方法:有線・無線(WiFi)

パソコンとプリンターの接続方法には、有線接続と無線(WiFi)接続がある。

有線接続の場合も、USBケーブルは入っていない場合があるので注意が必要だ。
無線(WiFi)接続は、USBケーブルが必要ないが、設定が必要。

パソコンとプリンターが近いなら、有線接続が楽。
パソコンとプリンターが離れている場合は、無線(WiFi)接続になるが、不具合が生じると印刷が出来ない。

インクの値段(ランニングコスト)

往々にして安いプリンターはインク代が高い。
特に一体型インクカートリッジは一色がなくなると印刷が出来ず、丸ごと変える必要があり不経済だ。

尚、インク容量が大きい「特大容量ギガタンク搭載」プリンターは、インク代のコスパは良い。ランニングコストに拘るなら、「特大容量ギガタンク」搭載プリンターがおすすめだ。

印刷速度

大量のプリントを印刷するなら、印刷速度が速い方が良い。
口コミレビューで「印刷速度が遅い」プリンターは避け、「早い」プリンターを選ぼう。

印刷時の音

ネットの口コミで、「音が大きい」「うるさい」とあるプリンター機種もある。静かに越したことはないが、気になる方は口コミで「音が静か」とあるプリンターを選びましょう。

大きさ(サイズ)

プリンター本体のサイズは置く場所の大きさによる。
コンパクトなサイズは、置く場所を選ばないので重宝する。

操作性

液晶画面

プリンターによっては液晶画面がなく、スマホで操作するタイプもある。
また、液晶画面があっても小さくて、見ずらい場合もある。

給紙方法

給紙方法が前だけや後ろだけのプリンターもある。
プリンターを置く場所も考慮し、使い勝手の良いプリンターを選ぼう。

家庭用プリンターー複合機の選び方

以上、家庭用プリンターー複合機の選ぶ際の8つのポイントを見てきた。

これらの要素の内、何を重視するかによって選ぶプリンターは異なる。
また、プリンター本体の値段ももちろん決め手となる。

ここでは、何を最低限重視するかで、プリンターを選ぶ際に抑えるべきポイントをご紹介する。

安いプリンター

プリンターをあまり使わないという方もいるだろう。
※画質もそこそこで良い
だからと言って1万円以下の安いプリンターを選ぶのは基本的に避けた方が良い。
何故なら、安いプリンターは本体価格こそ安いが、インクカートリッジが一体型で、インクの値段が高く、ランニングコストが高くつくからだ。

2万円前後になると、インクカートリッジは独立型のものが多いし、コピー・スキャン機能が付いているのが大半だ。

普段使い+年賀状印刷

大量に印刷はしないが、日常的に使う(プリント・コピー・スキャナー等)、写真入り(又はイラスト入り)年賀状も印刷すると言う方には、②画質=インクの種類ははすぜないポイントだ。

インクカートリッジは独立型で5色以上あるものが良い。
※6色だと高画質プリントが可能

さらに、顔料インクと染料インクがセットのものだと文字も画像もキレイなのでなお良い。

WiFi接続

プリンター複合機は、「有線接続のみ」・「WiFi接続のみ」、「有線もWiFi接続も両方使える」の3種類がある。

パソコンとプリンター複合機が離れている場合、WiFi接続可のプリンターを選ぶ必要がある。

ランニングコスト重視

プリンター複合機のランニングコストとは、インク代だ。
インク代を節約するなら、互換インクも1つの方法だが、何かとあると心配と言う方にオススメなのが、大容量インクタンク搭載のプリンターだ。
但し、配色は4色のプリンターが殆ど。

FAX付きプリンター

在宅ワーク(リモートワーク)などでFAXも使うと言う方は、FAX機能搭載のプリンターが必須。

レーベル印刷を行う

CDやDVDメディアのレーベル(ラベル)印刷をしたい方は、レーベル印刷可のプリンターを選ばないと話にならない。

A3サイズ印刷

家庭用のプリンター複合機は基本、A4サイズまで印刷できる。
A3サイズの印刷をしたい場合は、A3サイズ印刷対応のプリンター複合機を選ぶ必要がある。

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