現在、普通の自転車に乗っているのだが、年と共にか、重く感じるようになった。
遠出(片道15km以上)を考えているのだが、この自転車では無理。
そこで、軽い自転車を捜してみたところ、クロスバイク・ロードバイク・シティサイクル・スポーツサイクルといった名前が出てきた。
クロスバイク・ロードバイク・シティサイクル・スポーツサイクルとは何なのか?
普通の自転車との違いは?
調べてみた。

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シティサイクルとスポーツサイクルの違い

まず、自転車はシティサイクルとスポーツサイクルに分類される。
尚、スポーツサイクルはスポーツ自転車あるいはスポーツ車と称する時もある。

クロスバイク

シティサイクルとは?

シティサイクルとは、いわゆる普通の自転車である。
シティサイクルとママチャリの大きな違いはスタンド。
片方か両方の違いと言ってってよいだろう。
ママチャリが子供を乗せるのが主目的な店を除けば、買い物かごが付いていて、生活の足回りに使う点は、シティサイクルもママチャリも変わらない。

スポーツサイクルとは?

一方のスポーツサイクルとは何であろうか?
名前に”スポーツ”とあるようにスポーツ(運動)用の自転車だ。
スポーツ用とは、”速く”(さらには”長く”)走ることを目的としている。
最たるものは競輪用の自転車であろう。
クロスバイク・ロードバイクはスポーツサイクルに分類される。
ちなみにマウンテンバイクもスポーツ用なので、スポーツサイクルに入る。

シティサイクルとスポーツサイクルの違い

シティサイクルとスポーツサイクルでは具体的に以下が違う。

●重量
●フレームの剛性(硬さ)
●変速機の段数(ギア比)

重量

一般的な自転車(シティサイクル)は約15kg~20kgあたりの重さがある。
※電動アシストはさらに重い。
一方、スポーツサイクルの内、クロスバイクは物によっても異なるが、5kg前後軽い。

何故、スポーツサイクルは軽いのか?
それは、フレームの材質による。
スポーツサイクルの内、クロスバイクのフレームは通常アルミニウムだ。

フレームの剛性(硬さ)

スポーツサイクルは、”速く”走る事を重視している。
その為、フレームに「たわみ」が大きいと、ペダルを踏んだ力が逃げてしまい、推進力を得られない。
その為、スポーツサイクルは「たわみ」を最小限にとどめる為に三角形を二つ繋げたようなフレームになっている。
これにより剛性(硬さ)を生み出され、「たわみ」にくい。

一方、乗り降りのしやすさを重視したシティサイクルのフレームは「たわみ」が大きく、推進力が失われている。

変速機の段数(ギア比)

スポーツサイクルはシティサイクルに比べて変速機の段数が多い。
さらに、軽いギアと重いギアの幅の広さが重要だ。

以上がシティサイクルとスポーツサイクルの違いである。
では、スポーツサイクルに分類されるクロスバイクとロードバイクの違いは何だろうか?

クロスバイクとロードバイクの違い

クロスバイクは普段使いから軽い運動まで幅広く使える自転車に対して、ロードバイクは走りに特化した本格サイクリング向けのスポーツ自転車である。

◇クロスバイク
普段使いから軽い運動まで幅広く使える自転車
◇ロードバイク
走りに特化した本格サイクリング向けのスポーツ自転車

具体的には以下の違いある。

比較一覧表

商品名クロスバイクロードバイク
ハンドル状態を起こして走れるフラットバーハンドル前傾姿勢を取りやすいドロップハンドル
タイヤ幅の目安
(cは太さの単位)
28~35C(ママチャリより細い)25c前後
重量10~13kg10kg以下
価格帯5万円~10万円が人気の価格帯相場は10万円以上
用途・目的・通勤・通学やお買い物
・段差の多い街乗り
・ちょっとしたサイクリング
・自転車レース
・長距離のサイクリング
・峠や長い坂を登るヒルクライム

※参照:クロスバイクとロードバイクの違いや選び方とは?【cyma】

クロスバイクとロードバイクの決定的な違い

クロスバイクとロードバイクの決定的な違いは”速さ”だ。
ロードバイクの用途・目的に「自転車レース」があるが、これは正には”速さ”を競う競技だ。
その為に、ロードバイクはクロスバイクに比べ、
①軽い⇒より軽い材質がフレームに使われている。タイヤが細いのも”軽さ”を追求した結果だ。
②フレームがドロップハンドル⇒前傾姿勢を取る事で抵抗を少なくする。
結果的に、ロードバイクはクロスバイクより値段が高くなり、さらにグレードが高いほど値段もそれなりする。

私は「ちょっとしたサイクリング」が目的なので、クロスバイクが適当だ。
調べてみると、通販でも購入できる。
通常、通販で購入すると自分で組み立てる必要があるが、実店舗のサイクルショップあさひが楽天に出品しており、店頭受取だと送料無料で、組み立ても無償でおこなってくれる。

そこで楽天で注文した。
尚、サイクルショップあさひはYahoo!ショッピングにも出品している。

クロスサイクルと言っても種類は沢山ある。
クロスサイクルの選び方については、別記事をアップの予定だ。
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