母親の老人ホームを捜しているのだが、要介護認定がないと、入居できない施設ばかり。
そこで、要介護認定の内容を調べてみたところ、要支援1~要介護1に該当する可能性があるようだ。
そこで、要介護認定の申請を行った。
その後、市役所から電話があり、認定調査の日取りが決めた。
先日、要介護認定調査が済んだので内容をご紹介致します。
要介護認定とは?
40歳から納付する介護保険は、健康保険とは異なり、要介護認定を受けないとサービスを利用できない。
要介護状態区分
要介護認定は介護度によって以下の要介護状態区分がある。
要支援と要介護の決定的な違いは、以下になる。
・要介護:排泄・入浴などに一部見守りや手助けが必要。
尚、要支援も要介護も数字が大きい程、介護度が高くなる。
老人ホームと介護認定の関係
老人ホームによって、受け入れる対象は異なる。
「自立」でも入居できる施設もあるが、入居者の希望が多いと要支援1以上の認定が必要だ。
また、施設によっては、要介護2以上などの条件がある。
要介護認定調査とは?
要介護認定調査とは、市区町村の職員や受託した法人職員の調査員が、要介護認定を申請した人の自宅や病院を訪問して、介護状態を確認する為の聞き取り調査のことだ。
要介護認定を受けるには?
要介護認定を受ける流れは以下になる。
●認定調査
●審査判定~認定
●エアプランの作成
●介護サービスの利用開始
※参照:要介護認定を受けるには?申請先・申請方法(必要書類など)・流れ
調査内容
要介護認定調査の内容は以下になる。
身体機能と起居動作、生活機能、認知機能、精神・行動障害、社会生活への適応、特別な医療等74項目にわたって心身状態や生活動作を確認する。
選択肢に当てはまらない状態や詳述する内容がある時は、特記事項として記される。
調査に立ち会う家族は、親の病歴及び、ここ1ヶ月の心身状態と手助けを必要する内容を具体的に伝える準備をしておくと良い。
認定調査後の流れ
介護認定調査と主治医の意見書がコンピューターにかけられて一時判定が出る。
次に特記事項と主治医の意見書を人の目によって確認して審議する介護認定審査会が開かれて、二次判定が行われる。
その後、介護の手間にかかる程度が判断され、要介護状態区分が決められる。
認定結果
認定結果は、申請から約1ヶ月後、本人宛に郵送で通知される。
要介護認定調査の実際
以下は実際に要介護認定調査を受けた内容である。
母親の状態を一覧表にまとめて準備
母親の状態を一瞥でわかるように一覧表にまとめて準備し、調査員に渡した。⇒準備しておいて良かった。
認定調査の内容
詳しくは覚えていないが以下の質問があったように思う。
・ベッドでの寝返りや起き上がり時に何かにつかまっているか?
・爪は自分で切れるか?
・歩行は自分でできるか?
・御飯は自分で炊けるか?
・金銭の管理は出来ているか?
・今の季節は分かるか?
・トイレは自分で出来るか?
・風呂は自分で入れるか?入る頻度はどのくらいか?
・病院に行く回数、何の治療をしているか?
・着替えは自分で出来るか?
・買い物は自分で出来るか?
・歯磨きはできるか?
認定結果
市役所に要介護認定の申請書を提出した時は「認定結果は申請から1ヶ月程度」と言う話だったが、調査員の説明では、本日(認定調査日)から1ヶ月という印象を受けた。
いずれにしても、7月に要介護認定調査があったので、8月中には結果が出るはず。
※認定結果が出次第、記事にまとめる予定です。
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