義父(嫁の父親)が入院先の病院で亡くなった。
病院側に確認すると、遺体は早く引き取って欲しいとのこと。
そこで、葬儀社に病院から電話連絡。
葬儀社(&紹介サイト)数件には2~3日前に資料請求を行っておいた。
事前に資料請求&登録すると割引があるとのことだった。
義父が亡くてなってからの葬儀社とのやりとり、葬儀の内容と実際にかかった費用についてご紹介します。

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家族葬とは?

家族葬のハッキリした定義はないようだ。
身内だけの小規模な葬儀と考えれば良いのではないか?

尚、「家族葬」と言う場合、お通夜+告別式の2日葬が基本。

今回、義父の親戚は遠方だということもあり、葬儀は私の家族3人のみ。
食事は無し。
一部の親族には伝えるが、香典は受け取らない。
従って、香典返しも基本的にない。

最近は、「家族葬」を全面に出した葬儀社や葬儀紹介サイトがあるので、料金比較はしやすい。

但し、料金に何が含まれるか、どの程度のグレードなのかは、確認しないと分からない。

火葬場

火葬場の使用料は市民とそうでない場合で異なり、当然、市民の方が安い。
従って、余程の事情がない限り、市営の火葬場を使うと料金が安く済む。

葬儀場か葬儀場紹介サイトか?

葬儀を行う場合、まず、火葬場の空きを確認する必要がある。
そして、火葬場の日程に合わせて葬儀の日程を組むことになる。

ここで、次の問題がが葬儀場の空き状況。
葬儀場と直接やりとりを行うと、空きのある日程まで、葬儀を伸ばす必要がある。

その点、葬儀場紹介サイトは、こちらの希望する日程で使える葬儀場を紹介してくれるので便利。
さらに、葬儀の内容と料金がどの葬儀会場でも一律なので、安心だ。
※この辺の事情は、葬儀社や葬儀場紹介サイトに電話連絡して分かった。

葬儀社に連絡

セレモニーハウス

まず、電話連絡したのが、葬儀会場が家から比較的近いセレモニーハウス。
葬儀費用と内容、及び火葬場は市営を使いたい旨を伝える。
セレモニーハウスが調べてくれたところ、火葬場の日程は5日先になるとのこと。
そして、セレモニーハウスそのものも7日先にしか会場が開いていない。
しかも、最初に考えた場所ではなく、他の場所の会場だと6日先。

さらに、葬儀費用には花代が含まれていない。

「よりそうお葬式」に連絡

セレモニーハウスの葬儀会場の空き状況に合わせると、葬儀の日にちが先すぎるるので、他の葬儀サイト(よりそうお葬式)に連絡。

「よりそうお葬式」は、提携葬儀場を紹介する葬儀場紹介サイトだ。
葬儀内容はどの葬儀場でも同じで、葬儀費用も一律。

葬儀費用に花代も含まれる。

葬儀の基本料金は49.39万円だが、事前資料請求で割引(7.7万円)があり、41.96万円。

火葬場の日程の前日(お通夜)に使える会場があるとのこと。⇒大阪祭典(ファミリーホール)

但し、遺体安置が基本料金に含まれる3日を超えるので2日分の追加料金(1.375万円×2=2.75万円)が必要とのこと。
火葬場の空きの関係とは言え、仕方ない。

次に手配すべきはお経を読んでくれるお坊さんの手配。

お坊さんの手配

「よりそうお葬式」にお坊さん紹介サービスがあり、内容と料金がハッキリしている。

お通夜+告別式+火葬場での読経及び戒名の料金が16万円。

但し、菩提寺があれば、菩提寺のお坊さんに依頼するのが基本。
菩提寺のお坊さんではなく、「よりそうお葬式」のお坊さん紹介サービスを利用する場合は、菩提寺に承諾が必要らしい。

義父の菩提寺は遠方にあり、連絡をしたところ、こちらの葬儀に行くということだったが、そうなると新幹線代+宿泊代などが余分な出費がかかる。
お坊さん(住職)には、葬儀とお坊さんの手配はセットと説明し、四十九日、戒名は菩提寺で行うことで了解を得る。

尚、お坊さん紹介サービスでお坊さんを手配してもらには、宗派を伝える必要がある。義父は日蓮宗だが、日蓮宗はさらに細かく分かれるらしい。
標準的な日蓮宗のお坊さんをお願いする。

結局、戒名の料金2万円を減額してお布施は14万円。
葬儀会場で直接、お坊さんに渡して欲しいとのこと。
お布施を入れる袋は、葬儀社で用意してくれたの助かった。

葬儀社と打ち合わせ

遺体引取

「よりそうお葬式」に葬儀を依頼後、葬儀場から電話があった。
病院の場所の確認。
夜に遺体引取の車が到着。
車は普通のワゴン車。
スタッフは2名、ストレッチャーで遺体を運ぶ。
ワゴン車が出発した後、我々も葬儀場に向かう。

葬儀会場は新しくキレイ。
火葬場にも近い。

葬儀会場のスタッフとで打ち合わせを行う。

打ち合わせ内容

一室に遺体が安置。
葬儀まで日数があるが、付き添うと別途費用がかかるとのこと。
次回、葬儀場に来るのはお通夜の日だ。

葬儀場での打ち合わせの内容は以下。
・「よりそうお葬式」で提示された内容と金額の確認
※葬儀の基本料金は49.39万円だが、事前資料請求で割引(7.7万円)があり、41.69万円。ここに2日分の安置延長料金が2.75万円プラスされる。
・遺影に使う写真をメールで送信
・棺桶に一緒にいれるものをお通夜までに決めておく。
・支払いはクレジットカード可
※支払いはお通夜の3時間前までに済ませる必要がある。
・葬儀参列人数:3人
※参列者はいないのだが、粗供養のハガキは30枚はセットされている。

祭壇の花

基本料金に含まれる祭壇の花は十分な量だった。

骨壺のサイズ

お通夜では骨壺のサイズを選んだ。

家族葬の内容と費用【まとめ】

葬儀会場の手配

葬儀会場の手配は、葬儀者(葬儀業者)に直接依頼する方法と、葬儀会場紹介サイトに依頼する方法がある。
おすすめは、葬儀会場紹介サイトに依頼する方法。

葬儀会場紹介サイトの家族葬プランは、内容と料金が決まっており、どの葬儀会場を使用していも同じサービスを受けられるので安心だ。

さらに、葬儀の日程はまず火葬場の空き状況、次に葬儀会場の空き状況に合わせて組む必要があるが、葬儀会場紹介サイトの場合、希望する日程に使用できる葬儀会場を紹介してくれる。

また、事前に資料請求等を行っておくと、葬儀料金の割引が受けられる。

費用

今回の家族葬に係った費用は以下になる。

①葬儀費用:41.69万円
②追加安置室料金(2日分):2.75万円
③お布施:14万円
④火葬場料金:1万円
合計58.44万円。

尚、戒名は菩提寺のお坊さん(住職)に依頼する為、上記の費用には含まれない。
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