揚げ物をすると、使った油をただ捨てるのはもったいない。
何か揚げ物の油を再利用する方法はないかと調べてみたらオイルポットを使うと、油が長持ちするとか。
さらに100均のダイソーでもオイルポットが販売されているらしい。
そこで、ダイソーに買いに行ったが、在庫切れ。
いつ入荷するかも定かではない。
オイルポットをすぐ欲しかったので、オイルポットの代用品を自分で手作りしてみた。

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オイルポットとは?

オイルポットとは、揚げ物などで一度使用した油をろ過して汚れを取り除き、保存・再利用ができるアイテムである。

以下は楽天などの大手通販サイトで人気のアイリスオーヤマの活性炭オイルポット。

オイルポットの役割

①オイルポットは揚げ物などで使った油から不純物を除く
②油を保存
③使う(再利用)

オイルポットは揚げ物などで使った油から不純物を除く

オイルポットは揚げ物などで使った油から不純物を除く工程は以下の2つ。

●揚げ物の大きなカスなどを網で取る。
●フィルターで細かい不純分を漉す。

揚げ物の大きなカスなどを網で取る

これは、油こし器を使う。
パン作りで用いる粉をふるいにかけるのものでも代用可。

フィルターで漉す

フィルターは専用の「油こし紙」か、オイルポット専用のフィルターやカートリッジを使う。

活性炭フィルター(カートリッジ)は臭いなども取ってくれるので、揚げ物をする時に味が移らなくて良いようだ。

尚、代用でキッチンタオルはNG。
油は吸うが、漉すには不向き。

油を保管

不純物を取り除いた油を容器で保存。
容器の素材によっては、油を冷ましてから保存する必要がある。
大きさは使った油による。

使う(再利用)

保存した油を使う時は液ダレしないことが最重要ポイント。
従って、保存容器は注ぎ口が付いた物が良い。

オイルポットの手作り

とにかく、間に合わせで安くオイルポットを作る方法を考えてみた。

オイルポット手作り 揚げ物油

材料

●ザル
●フィルター
●保存容器
●ロート

ザル

揚げ物をした時のカスを超す油漉しのザル。
これは家にある物でも代用可だが、ダイソーで直径10㎝くらいの菓子作りで使う粉をふるいにかけるザルがあったので購入。
※下の写真の右側

フィルター

ダイソーのオイルポットは元々、「油こし紙」が必要。
「油こし紙」はダイソーで110円(税込)で販売されている。
但し、直径のサイズが2種類あった。
どちらにするか迷ったが、小さい方(16㎝)にした。
※下の写真の左側
オイルポット手作り 油こし紙

保存容器

これが一番の問題だった。
最初に浮かんだのはワインの空瓶(720ml)。
しかし、家に帰って、いざ使おうとすると、内部を洗って乾かす必要があった。
これには時間がかかる。
さらに、入り口の狭い瓶を洗って再利用するのは難しい。
かと言って、処分する時も洗う必要があり、手間。

幸い、洗って乾いた状態のペットボトルが何本があったので、これを使う事にした。

オイルポット手作り ペットボトル

但し、キャップがしっかり合うものが残っていなかったがとりあえず、ほどほど閉まるもので代用。
※本来はしっかり閉まるものがベスト。

ペットボトルは500mlの物だが、量は足りた。
保存した油を使いきったら、処分する予定。

ロート

ペットボトルの口が狭いので、家にあったロートを使った。

オイルポット手作り ロート

揚げ物油を漉す手順

①「油こし紙」をロートに載せ、ペットボトルに挿す。
②ロートの上にザルを置く。
③フライパンから揚げ物油を注ぐ。

準備

オイルポット手作り 手順

油ろ過中

オイルポット手作り 油を漉す

問題点

問題は「油こし紙」。

最初、ロートの口に軽く載せるだけにしていたら、途中で、紙がずれた。
ロートの形にしっかり這わせる必要がある。

それと、ダイソーで売っている小さい方を使ったが、家にあるロートが大きく、少し大きさが足らなかった。

漉す時間

結局、漉した油は400mlぐらい。
割とゆっくりと油が落ちていく。
所要時間5~6分くらい。

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