日本100名城の竹田城[兵庫県]へ行ってきました。
実際に登城して分かった竹田城登城の所要時間、駐車場、トイレ、登山ルートの難易度、御城印を貰える場所、スタンプの設置場所などの口コミ情報をご紹介致します。
竹田城とは?
歴史
口碑によると1431年山名持豊が竹田城構築に着手、1443年完成初代城主太田恒光景を配すとある。
その後、羽柴秀吉、秀長による播磨・但馬攻略が進み
天正8年(1580)太田垣の竹田城は終わり桑山重晴が当城主となる。
その後重晴は和歌山城代となり、代わりに赤松広秀が入城。
関ヶ原の戦いで西軍に属し丹後田辺城を攻める。
西軍敗戦後、鳥取城攻めに加わるが大火の責任を問われ鳥取・真教寺で自刃。
竹田城は廃城となる。
◇城主:山名宗全、赤松広秀他
◇築城年:嘉吉年間(1441~44)、天正13~慶長5年(1585~1600)
◇城の特徴:
縄張りは天守台を中心に3方向に大きな曲輪を配し、その規模は南北400メートル、東西100メートルにも及ぶ。
すべての曲輪は石垣で構築され、「横矢」と呼ばれる石垣の折れを多用した複雑な平面構成となっている。
対面する立雲峡から見る竹田城は天空の城の異名の通りの美しさ。
晩秋から初冬にかけて見られる雲海に囲まれた竹田城は絶景。
春の桜の季節など一年を通して美しい姿が見られる。
アクセス
◇住所:〒669-5252 兵庫県朝来市和田山町竹田字古城山169
◇営業時間(入城時間):シーズンにより異なりますのでご注意ください。
期間 | 入城時間 | |
---|---|---|
(春)スプリングシーズン | 3月1日~5月31日 | 午前8時~午後6時(最終登城 午後5時30分) |
(夏)サマーシーズン | 6月1日~8月31日 | 午前6時~午後6時(最終登城 午後5時30分) |
(秋)雲海シーズン | 9月1日~9月22日
9月23日~11月30日 |
午前6時~午後5時(最終登城 午後4時30分)
午前4時~午後5時(最終登城 午後4時30分) |
(冬)ウィンターシーズン | 12月1日~翌年1月3日 | 午前10時~午後2時(最終登城 午後1時) |
※1月4日~2月末は、冬季閉山のため入城できません。
◇電話番号:079-674-2120(情報館『天空の城』)
◇駐車場:駅周辺と山城の郷前に駐車場ありますが、雲海シーズンなどは混み合うため満車の可能性大です。朝来市では公共の交通機関ご利用をお勧めしています。尚、シーズン中は雲海バスなどの運行もあります。
◇アクセス:
公式サイト
竹田城公式サイト
(竹田城は1/4~2/29迄閉山しています。詳しくは公式ホームページでご確認ください。)
※ただし対面する立雲峡からは観覧可能です。こちらも公式サイトで事前に確認の上ご来場ください。
竹田城の御城印
御城印はどこで貰える?
竹田城の御城印は情報館「天空の城」「竹田城跡料金収受棟」「山城の郷」で貰えます。
◇施設名:情報館「天空の城」※竹田城跡閉山期間(1月4日~2月末)も販売
◇住所:兵庫県朝来市和田山町竹田363
(ホテルEN内)
◇電話番号:079-674-2120
◇駐車場:
◇アクセス:(車のルート/最寄駅からのルート)
※参照:竹田城公式サイト
◇施設名:「竹田城跡料金収受棟」「山城の郷」
◇住所:〒669-5252 兵庫県朝来市和田山町竹田字古城山169
◇営業時間:上記『入城期間』参照
御城印の写真と値段
竹田城御城印 通常版(山名・赤松氏家紋)300円
※御城印は3種類、バラ売りとセット売りがあります。上記は(3)です。
(1)山名氏家紋
(2)赤松氏家紋
(3)山名・赤松氏家紋
【バラ売り】 各300円(税込)
【2枚セット】 500円(税込) ※(1)(2)のセット
【3枚セット】 700円(税込) ※(1)(2)(3)のセット
竹田城御城印 限定版(切り絵秋)500円
※竹田城では季節ごと限定御城印が販売されているようです。詳しくはホームページ等でご確認ください。
竹田城のスタンプ
スタンプ設置場所
竹田城のスタンプは「JR竹田駅」「山城の郷」「観覧料収受棟」「情報館天空の城」で貰えます。
※上記ご参照ください。
竹田城の登山
登山の難易度軽~中。杖・登山靴は必要ありませんが装備あれば尚便利です。熊鈴必要なし。
所要時間
駅裏登山道で約700m、徒歩約40分ほど。
駐車場
多数停められますがシーズン中は混雑するようです。
トイレ
城内と登山道にはトイレはありません。駅周辺か各駐車場で済ませましょう。料金収受棟手前に最後のトイレがあります。
登山ルート
憧れの竹田城へ
この日は残暑厳しい9月初旬。雲海には少し早いですが平日の混雑しなさそうな日を選んでやってまいりました。
山城の郷前の駐車場へ車を停めていざ竹田城をめざします。
緩やかな坂道を登ります
しばらく道なりに緩やかな坂道を40分位?歩きましたが整備された道はそれほどきつくありません。
・・が残暑のほうが体にはこたえましたw。
周りの景色は特に見ごたえのあるものはなかったのですが
秋や春に来たら紅葉や桜がきれいかもしれません。
山道は野生動物に遭遇しそうな気配はなく、
開けていて歩きやすい道になっていました。
ボランティアの方々のご活躍の賜物と思われます。
しばらく行くと「落ちない岩」という不思議な石があったのですが、
それを過ぎると料金収受棟があります。
こちらでお手洗いを済ませてから入城しました。
すぐに石垣群が出迎えてくれます。
日本のマチュピチュ!
見学ルートは一方通行です。料金収受棟から三の丸、北千畳敷、二の丸、本丸、南二の丸、南千畳敷とブーメランのように大きく『く』の字に曲がった縄張りを進んでいきます。どこからでも折れた石垣が多数見られ、見晴らしの良い山頂からは四方の敵をすぐに発見することができたでしょう。
素晴らしい眺望
対岸の立雲狭、山の左辺りに少し開けている部分から雲海の竹田城を見られるとガイドの方に伺いました。
普通に歩いていると数人のガイドさんが気さくに話しかけてくださいます。
最初は晴れていたのですが少し雲が出てきました。
竹田城から駅周辺を臨む。標高354mだそうですが結構登ったのだと実感できます。もうお気づきかと思いますが一番上に貼った写真(注1)↑は上空からみた(?)竹田城の写真です。登山道にパネルが設置されていました。竹田城に登ると竹田城全体はなかなか見られないので粋な計らいですw
圧巻の石垣群
竹田城の石垣が周りからキレイにみることが出来るのは
石垣の修繕はもちろんですが、大きな木を伐採したり、
周りの歩道など整備がされているおかげです。
日本のマチュピチュの名にふさわしくこれからも維持し続けていただきたいです。
新たな発掘調査の成果も期待!
私たちは今回は山城の郷方面から向かいましたが駅方面からの登山の方が距離は少し短いようです。
情報館「天空の城」へも寄っていないので施設の様子はわかりませんがビデオ解説や展示資料などがあるようです。
雲海シーズンは対面の立雲狭からの眺めを楽しめるので是非また来たいと思います。
竹田城周辺ランチ・近隣の城郭等
ランチ
【山城の郷で食べた丼】
食事は駅周辺の方がお店があったかもしれませんがよく調べずに行ったので山城の郷で食べました。コーヒー付きで味は普通でした。
⇒竹田駅周辺ランチ
近隣の城郭
※※※このページでご紹介した内容は変更になっている場合がございますので、ご訪問の際は最新の情報をご確認ください。※※※