葬儀社の「公益社」が「家族葬」の説明会をするというチラシが入っていたので、母親と行ってきました。
公益社の考える「家族葬」とは?「家族葬」の費用の相場は?葬儀社の選び方は?お布施の相場は?等について情報をシェアします。

「家族葬」とは?

「家族葬」というと、身内だけのこじんまりとした葬儀という認識でしたが、公益社が認識する「家族葬」はちょっと違いました。

「家族葬」は一般の葬儀に比べ小規模というだけで、参列者は身内だけではありません。

イメージ的には以下のものも「家族葬」ということです。
・本人(故人)
・家族(5名)
・親戚(15名)
・親友(5名)
・町会関係(20名)
・会社関係(50名)

上記の規模だと、一般の葬儀と言う感じですが、公益社はそうはとらえていません。

しかし、葬儀社がどういう認識であるにせよ、「家族葬」をどうとらえるかは個人の自由だと思います。

母親の考える「家族葬」とは、身内だけの葬儀で、一親等以内のようです。。

昨年、私の叔母のご主人(3親等)が無くなりましたが、その時、葬儀に呼ばれませんでした。
※母親からは二親等に当たります。
身内だけの「家族葬」だったのでしょう。

母親が高齢で、友人知人も高齢者という事も大きいですが、何より葬儀費用を抑えたいというのが基本にあります。

「家族葬」の費用の相場は?

家族葬の費用の内訳は以下になります。

・基本葬儀料金
・変動・オプション費用
・葬儀社以外への直接費用
※火葬料金やお布施など

公益社が認識する「家族葬」は”小規模な葬儀”のことですが、人数が増えることで加算される費用はそんなに多くありません。

礼状・返礼品、料理・飲物と言ったところでしょうか?

従って、身内だけでやるからと言って「家族葬」の費用が安く済むわけではありません。

公益社が請け負った「家族葬」の費用の相場は70万円~150万円だそうです。

公益社の場合、パック料金は無いので、基本的に1つ1つ選んでいくことになります。

祭壇一つとっても、最低30万円から最高150万円まであります。

結局、一番安いものでも100万円の費用がかかります。

身内だけで10人ぐらいの「家族葬」を想定していたので、かかる費用は多くて50万円くらいだろと考えていたので、一般の葬儀と大して変わらないことに驚きました。

お金がないと、葬儀も上げられないということでしょうか?

葬儀社の種類

葬儀社の種類(形態)についても説明がありました。

①葬式専門業者
※公益社等
※積立てはない
公益社の場合は入会金1万円を払うと会員になり基本葬儀料金の10%が割引になる。(会員の二親等以内の葬儀に適用)

②冠婚葬祭互助会
互助会とは、冠婚葬祭儀礼の積立てです。
互助会の掛金は結婚式・葬儀に利用できる。
但し、解約する場合、解約手数料が必要となる。

③仲介業者(=インターネット紹介専門)
葬儀社をインターネットを通じて紹介するブローカー業者。
紹介手数料は葬儀代金に上乗せ請求となるので、葬式専門業者に直接依頼するより割高になる。
又、紹介された葬式専門業者の質が話変わらない。

葬儀社の選び方

いくら安い葬儀社が良いからと言って、費用だけで選ぶのは得策ではありません。

公益社では以下の特徴を挙げています。
葬儀社を選ぶ時の目安になるのではと思います。

・葬祭ディレクターの有資格者が243名在籍
※国家資格だそうです。
・80年の歴史
・年間10000件以上施行の実績
・ご遺体に最良の処置、エンバーミング(遺体処置)
・葬儀後のサポートも万全
・お家の事情に合わせたオーダーメイドプラン
・さまざまな「家族葬」に最適な会場
・安置室~ご家族が一緒に過ごせます。

お布施の相場

公益社では、菩提寺がない場合、お坊さんの手配もしてくれます。
※お寺を持たない僧籍のみお坊さんもいるそうですが、公益社で紹介するのはお寺を持つお坊さんです。
お寺を持たない於保さんの場合寺院法要は不可です。

菩提寺なしの方に紹介するお坊さんへのお布施の相場は読経・戒名・車・膳・初七日法要も含めて、約25~35万円だそう。