これまでペットの人気を二分してきた犬と猫。
長く犬のリードが続いていたが、猫が逆転する日が近々やってきそうだ。
犬に逆風となっているのが、飼い主の高齢化だという。(朝日新聞記事より抜粋)

2014年度「全国犬猫飼育実態調査」結果

ペットフードメーカーの業界団体「一般社団法人ペットフード協会」の全国犬猫飼育実態調査(2014年度)によると、犬は1035万匹、猫は996万匹だった。

調査対象を5万人に増やした過去5年でみると、犬は12.8%減少する一方、猫は3.6%増えている。

飼育世帯数では犬が上回るが、このペースだと今年の調査では猫の数が初めて犬を抜く計算だ。

2015年度「全国犬猫飼育実態調査」結果予想

2015年度の調査は10月9日で終わり、来年(2016年)初めに発表の予定。

協会の越村名誉会長は「犬を新たに飼う動きは低調だが、猫は2匹目を迎えるhとも増える。散歩の必要もない猫は単身者でも買いやすく、今回が犬猫が逆転するのではないか」と予想する。

犬と猫の飼育数が逆転する背景

犬に逆風のなっているのは、飼い主の高齢化。

同協会の昨年(2014年度)の調査によると、年代別では犬猫とも50代の飼育者が最も多く、50代以上が全体の6割を占める。

そこに、90年代後半の小型犬ブーム時に買い始めた犬が寿命を迎えつつある状況が重なる。

市場調査会社「富士経済」の橋本主任は「飼い主の加齢に伴う負担の大きさから、犬の飼育数の減少に歯止めがかからない」という。

メディアでも猫人気が顕著だ。
CMやドラマに出演する犬猫約180匹を擁する湘南動物プロダクションは、かつて犬への仕事依頼が8割を占めたが、最近は猫が6割にのぼる。

複数のペットのブログランキングでは猫が軒並み上位を占める。

猫の魅力

人への忠誠心が高く行動のわかりやすい犬に比べ、猫は謎めいて予測不能な面白さがある。

動画などインターネットでの発信になじみやすく、ネット住民の盛り上がりが現実世界に普及している。

一過性のブームでは終わらないだろう。(飼い猫にまつわる著者がある精神科医の斎藤環さんの話)
猫はなぜ二次元に対抗できる唯一の三次元なのか