家族代行サービスは、「親の介護をしたくない」「関係を断ちたい」といった人にとって、大変便利なサービスです。
家族代行サービスのサービス内容と料金、トラブルはないのか?、などについて調べてみました。

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家族代行サービスとは?

家族代行サービスとはどんなサービス?

家族代行サービスは、主に3つのサービスに分けられる。

①身元保証
②日常の生活支援
③死後の業務

家族代行サービスと家事代行サービスの違い

家族代行サービスは、家事代行サービスと異なるのでしょうか?
家事代行サービスが、家庭内での家事(料理・掃除・洗濯等)の代行に限定されるのに対して、家族代行サービスは、日常支援に加え、病院からの緊急呼び出しへの対応、亡くなった後の葬儀や納骨の執り行いまで含まれるのが大きな違いです。

老人ホーム要介護

家族代行サービスの料金

以下は一般社団法人LMNの家族代行サービスの料金例です。

◇登録・ライフコンサルティング
440,000円(税込 身元引受含む)
各種サービス相談・仲介・サポート
●医療・介護●葬儀・供養●相続関連●お片付け●資産(保険・年金)​●緊急時の第一連絡先(24時間対応)等
◇相談員による生活サポート・各種代行業
11,000円(税込、4時間程度まで、以降1時間ごとに2,750円)深夜・緊急時及び交通費・経費は別途請求、登録なしの単発でもお受けします。
※出典:家族代行LMNサービス価格

利用者

一般社団法人LMNによると、家族代行サービス利用者の多くが団塊世代の親を持つ40~50代。
以前は女性が約8割を占めていたが、この半年で男性からの依頼が急増し、最近は半々になった。

サービス利用理由

家族代行サービスは元々、
①身寄りのない高齢者の生活支援が目的だった。⇒身寄りのない高齢者が申込
しかし、最近は
②親の暴言や虐待に苦しんできた子が、介護や葬儀をするのを拒み、家族代行サービスに依頼する例が急増⇒子がサービスに申込

家族代行サービスのメリット・デメリット

家族代行サービスにはどのようなメリット及びデメリットがあるのでしょうか?

メリット

家族代行サービスは、「親の介護をしたくない」「関係を断ちたい」といった人にとって、
全てを家族代行サービスに丸投げできることが大きなメリットです。

デメリット

当然ながら、家族代行サービスの利用にはお金がかかる。
一般社団法人LMNによると、平均年数は2~3年で総額100万円前後の支払いになることが多いという

トラブル

家族代行サービスを行う事業者に資格は必要がない。
また、令和6年6月に、民間サービスである家族代行サービスの事業者へ向けて、高齢者等終身サポートに関するガイドラインが公表されるまで国による明確なルールがなく、事業所と利用者との間でトラブルが後をたたなかった。
事業所と利用者との間でトラブルとは金銭に関わるものだ。

【「家族代行サービス」トラブル例】
実例1:契約内容の詳しい説明もなく急かされるまま契約。高額なので解約したい。
実例2:手続き終了後にオプションサービスを勧められたり費用総額の説明があった。負担が大きく解約したい。

【参照】

家族代行サービスの選び方

家族代行サービスを利用したいが、トラブルを避けたい場合、どのような点に注意すべきでしょうか?

家族代行サービスを利用する上での注意点

国民生活センターなどが呼びかけている注意点は以下のとおり
長期利用を想定し、支払いができるのかよく検討する
自分がしてほしい事を明確にし、余計なサービスに入らないようにする
預託金などの用途や解約時の返金など、契約前に確認する

事業者の口コミをチェック

家族代行サービスを提供する事業者のHPの記述をうのみにしないで、口コミ評判もチャックする

おすすめの家族代行サービス事業者

新聞・ネット記事などで度々取り上げられているのが、一般社団法人LMNの家族代行サービスです。
以下は一般社団法人LMNの家族代行サービスを取材したネット記事の一例です。

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