仕事の関係でフィリピンに3拍4日で行ってきました。
フィリピン旅行にはどんな準備が必要でしょうか?
フィリピン旅行を経験して分かった必要なもの・持って行くと便利なものなどをご紹介いたします。
フィリピン入出国手続きで必要なもの
フィリピン入出国手続きで必ず必要なものは、以下の3点です。
パスポート
パスポートの条件
海外旅行でパスポートは必須だが、残存有効期間に注意が必要。
フィリピン入国に際し、フィリピン到着時点でパスポートの残存有効期間が6か月以上あることが条件。
帰りの航空券は必要?
尚、ガイドブックには「フィリピン到着時から30日以内に出国する航空券を保持していることが入国の条件」とあったが、必要なかった。
紙の航空券なら可能性はあるが、私の場合、スマホで搭乗券のQRコード取得し搭乗手続きを行うが、この手続きは搭乗時刻の24時間前。
フィリピン入国時に取得できないし、提示を求められもしなかった。
eTravelの登録
eTravelとは?
eTravelとは、渡航目的等の登録や免税品の申請を予め、スマホで行うものだ。(電子申請)
これにより、紙の出入国カード並びに税関申告書は廃止となった。*2024年4月15日よりeTravelの登録が必須となった。
スマホでeTravelのQRコード画面を入国審査官に提示することで、入出国がスムーズに行える。
eTravelの登録
eTravelの登録は無料だ。
eGovPHのアプリケーションをダウンロードして使う。
⇒eGovPHアプリ
eTravel登録方法
eGovPHアプリは英語版だ。
知人はどうやったのかは聞いていないが日本語版で入力。
しかし、途中で進まなくなったので、英語版で入力。
私は以下のページを参考に入力した。
最後にQRコードが表示されれば完了。
⇒フィリピン eTravel(イートラベル)の登録方法・書き方・記入例【トラベモン】
eTravelはフィリピン出国時は不要
尚、eTravelは国籍を問わず、入国時に必ず必要。
但し、フィリピン出国時に必要なのはフィリピン国籍の方のみ。
念の為、フィリピン出国前にeTravelに登録したが必要なかった。
搭乗券
事前にスマホでQRコードを取得すると便利。
ビザ(査証)
フィリピンで30日間以内の滞在ならピザは不要。
31日以上の滞在を希望する場合、59日有効のツーリストピザを最寄りのイミグレーション・オフィスで延長することが出来る。
フィリピン事情
通貨
フィリピンの通貨はペソ。
日本円やドルは使えない
ホテルや大手ショッピングセンターではクレジットカードが使えるが、コンビニや個人店舗では現金のみになる。
チップ
フィリピンの都市部ではチップが必要だ。
ガイドブックには「チップは20~50ペソ程度で十分」とあったが、フィリピンに何回も滞在している知人はホテルの部屋の掃除には枕に50ペソ紙幣を置いている、というのでその通りにした。
なお、とある記事にはコインはNGとか。尚、ボーイなど直接チップを渡す場合は100ペソの紙幣が良いらしい。
*2025年時点でざっくりペソの3倍が日本円と考えると計算しやすい。
尚、物価は3倍以上異なるようだ。
尚、ホテルや外国人が良く行くレストランは外国人価格になっているのか、値段が高い。
トイレ
フィリピンでは配管が細いのでトイレでは紙を流すのはNG.
その代わりにフィリピンのトイレではノズルが備えらていて、それでお尻を洗う(ウォッシュレットのようなものだ)。
お尻を拭いた紙はゴミ箱に捨てる。
ガイドブックにはそうあったが、私が宿泊したシェラトンマニラペイではトイレにノズルは備わっていたが、トイレットペーパーを流しても問題はなかった。
↓便器の奥の壁にのお尻を洗うノズルが掛けてるある
⇒シェラトン・マニラベイホテル宿泊体験記【フィリピン】
電圧
フィリピンで日本の家電、スマホやパソコンのアダプターなどは使用できるのだろうか?
日本の電圧は110V、一方フィリピンの電圧は220V。
アダプターの電圧が100V~240Vとなっていれば、フィリピンで使える。
海外メーカーのパソコンやスマホ(iPhone)なども基本的に世界で使える。
110Vのドライヤーなどの電化製品を使う場合、変圧器が必要になる。
コンセント
フィリピンのホテルでは、コンセントの形状は日本(Aタイプ)と異なるが、差し込んでも問題なく使える。
以下はシェラトンマニラベイのコンセント
但し、地域によっては使えない可能性もないとは言えないので、心配な方は変換プラグを持って行くと安心だ。
また、電子機器を複数使うので日本のコンセント口が複数あるものをフィリピンに持っていても使えない。
なぜなら、電圧が110Vに設定されているからだ。
フィリピン旅行で持って行くべきもの
クレジットカード
クレジットカードはJCBが使えるところもあるが、使えない場合に備えてVISAカードも持って行くとよい。
コンビニ
フィリピンではコンビニのセブンイレブンがそこら中にある。
支払いは現金(ペソ)のみとなる。
日本円
日本円はフィリピンでは使えない。
現金しか使えない店では日本円をペソに両替する必要がある。
空港やホテルでも両替が可能だがレートが悪い。
町中の両替所の方がレートが良いが、悪質な両替所もあると聞く。
地元に明るい人に両替所を紹介してもらうとよい。
以下は2万円を町の両替所でペソに両替
フィリピン旅行であると便利なもの
インターネット環境があれば、海外でもLINEやSNSが使える。
海外でインターネット通信を使うにはローミングという方法もあるが、料金が高額になる可能性がある。
海外にはフリーWiFiもあるが、デメリットは「繋がりにくい」「遅い」「セキュリティーに問題あり」。
そこで、あると便利なのが海外eSIMや海外WiFiレンタル。
海外eSIM
eSIMとは、物理的なSIMカードと違い、スマホにファイルを読み込んで使う。
SIMカードやWiFiレンタルと違い、受取と返却が必要なく、また紛失の恐れもない。
特にWiFiレンタルと異なり、荷物が増えない点もメリット。
スマホでLINE、InstagramaなどのSNSを使うのがメインの方にはお勧めだ。
⇒フィリピン旅行におすすめの安いeSIM【13社の料金プラン比較】
海外WiFiレンタル
日本でWiFiレンタルの契約しても海外では使えない。
通信回線が異なるからだ。
海外でパソコンを使いたい場合、スマホのテザリングもあるが、バッテリー消費が半端ないし、テザリングに別料金が発生する場合もある。
海外でパソコン等複数のデバイスを使いたいなら、海外WiFiレンタルがおすすめ。
海外旅行保険
海外では医療費が高い。
日本の健康保険は使えない。
そこで、役に立つのが海外旅行保険。
クレジットカードに海外旅行保険が自動付帯されている場合が多いが、任意加入の海外旅行保険に比べて補償が手薄。
各クレジットカードの補償を合算可能だが、手続きが面倒。
海外旅行保険の保険料はさほど高くないので、旅行前に任意の海外旅行保険に加入が無難だ。