LIXIL(リクシル)のシャワーヘッドをスライドバーに止めるフック(シャワーフック)が壊れた。
部品は交換できるのか?
業者を呼ぶのか?
はたまた、自分でスライド用シャワーフックを交換できるのか?
調べてみたところ、スライド用シャワーフックを購入すると自分で交換できるようだ。
そこで、Amazonでスライド用シャワーフックを注文し、自分で交換してみた。
LIXILスライドフックが壊れた
LIXIL(リクシル)はもともとINAXという会社名だった。
当記事では、LIXIL(リクシル)で統一する。
スライドフックが固定できない
説明書によるとシャワーヘッドを掛ける部品の名前は「スライドフック」とある。
※正式にはスライド用シャワーフックのようだ
昇降ハンドルを「しまる」又は「ゆるむ」方向に回す事で、「スライドフック」の位置を調節できる。
ところが、先日、「しまる」方向に回したところ、バキッと音が鳴り、「スライドフック」を固定できなくなった。
何もしないと一番下まで下がる
強く回しすぎないでください
風呂場及び説明書には以下の注意書きが記載されている。
「昇降ハンドルは矢印A、Bの方向に強く回しすぎないでください、
※昇降ハンドルが破損する恐れがあります。」
いつも通り回したつもりだったが、寿命だったのかもしれない。
何しろ、もう13年近く経っている。
スライド用シャワーフックが壊れたらどうする?
「システムバスルーム ラ・バス」という取扱説明書を端から端まで調べたが、スライド用シャワーフックが壊れた場合の対応の記載がない。
お客様相談センターや修理の問い合わせ先があるのみだ。
LIXILスライド用シャワーフックは自分で交換できる?
ネットで調べてみると、スライド用シャワーフックを購入すれば、自分で交換できるようだ。
品番は?
スライド用シャワーフックの品番は本体には記載されていない。
取扱説明書には「スライドフック付握りバー(CKNB(2)-B-L1000~)」という記述があったので、「LIXIL シャワーフック CKNB」で検索してみた。
すると以下のページがヒットした。
LIXIL・INAX スライドフック(バー直径30mm用) 浴室部品 [CKNB(5)-SF/CH]
左の画像は今まで使っていたスライド用シャワーフックだが、現在は、右の形状に変わったようだ。
CKNB(2)は「廃番」とあり、CKNB(5)が代替品となる。
CKNB(2)とCKNB(5)の違い
CKNB(2)とCKNB(5)の違いは、シャワーヘッドの上下の位置の調整が、ハンドル操作から裏側の押しボタンでスライドさせる仕様となっている。
要は、ハンドル操作でシャワーフックが壊れる点を改善したのであろう。
LIXILスライド用シャワーフックCKNB(5)の値段
公式サイトの値段
公式サイトでのLIXILスライド用シャワーフックCKNB(5)の値段は7,590円(税込)。⇒LIXIL・INAX スライドフック(バー直径30mm用) 浴室部品 [CKNB(5)-SF/CH]
高すぎる。
*LIXILスライド用シャワーフックCKNB(5)はメッキとホワイト(白)があるが、上記はメッキの値段(以下同様)。ホワイト(白)の方が1,000円以上安いが、元々のスライド用シャワーフックがメッキだったこともあり、メッキの方が似合う。
Amazonの値段
Amazonでは、LIXILスライド用シャワーフックCKNB(5)*の値段は、6,800円(税込)もする。
楽天での値段
LIXILスライド用シャワーフックCKNB(5)の値段は、楽天がAmazonより1,000円ほど安い。
LIXILスライド用シャワーフックCKNB(5)の代用品
以上の様にLIXILスライド用シャワーフックCKNB(5)は高い。
そこで、代用品がないか探してみた。
すると、見つけたのが「シャワーフック 修理交換用」 。
シャワーフック 修理交換用は、TOPOOMYというメーカーの物
Amazonの口コミレビューでは、5つ星中3.9(1,819件)とまずまずの評価。
スライドバーに通す穴の径は24㎜から30㎜まである。
今まで使っていたシャワーフックの径は30㎜。
そこで、TOPOOMY「シャワーフック 修理交換用」 30㎜スライドバーの対応(30㎜)を注文。
楽天の方が値段が安いショップがあるが、Amazonにした。
なぜなら、Amazonは配達が早い。当商品も翌日配達とある。
TOPOOMY「シャワーフック 修理交換用」が届く
配達は翌日の午前中を指定。
11時半頃届く。
中を開けてびっくりしたのが、入っていたのは本体のみ。
説明書の類は一切なし。
LIXILシャワースライドフックの交換方法
LIXILシャワースライドフックの交換方法については動画があった。
LIXILスライドフックを自分で交換する方法【YouTube】
LIXILの公式動画だ。
交換手順
スライドフックを交換するには、タオル・プライヤー・プラスドライバーが必要。
握りバーの上下の台座を緩めて取り外す
交換する手順は簡単だが、一番手間取ったのがこの部分。
まず、右回りに回す。
台座には平の部分が2箇所あるのだが、タオルを巻くとそれがどこなのか分からなくなる。
そして、こういったものは最初は、プライヤーで少し回し、後は手で回せるものだが、年季が入っている為かかなり固い。
何とか、台座をはずす。
以下は壁の台座。
かなり汚れている。
白いのはカルキ?
台座は上下の2箇所あり、上を完全に外すと下の緩める時にグラグラするので、上を一旦はずす、再度軽く締めておくと、安定する。
上下の台座を外すとスタンドバーが取れた。
握りバーをプラスドライバーでネジを外す
握りバーを抜くのは上だけ。
旧スライドフックをはずす
新しいスライドフックを取り付ける
TOPOOMY「シャワーフック 修理交換用」をスタンドバーに差し込む時は、ボタンを押した状態で行う。
後は逆の工程
後は、抜いた握りバーをはめ、ネジを締める。
次に、上下の台座を反時計周りに回して締め付ける。
TOPOOMY「シャワーフック 修理交換用」の問題点
シャワーヘッドを掛ける穴
気になったのは、シャワーヘッドを掛ける穴が小さい。
入ることは入るが、元々使っていたシャワーフックとは異なり根元まで入らない。
ただし、安定はしているので、良しとしよう。
耐久性
後は耐久性だ。
TOPOOMY「シャワーフック 修理交換用」のAmazonカスタマーレビューでは、1年か1年半でストッパーが効かなくなったという口コミがあった
しかし、LIXILスライド用シャワーフックCKNB(5)のAmazonカスタマーレビューにも同じようなのがあったので、これは使ってみなければ分からない。
いずれにしても、TOPOOMY「シャワーフック 修理交換用」は、LIXIL正規品の1/3程の値段なので、1年か1年半持てば良いのではないか?