甲府城の口コミ(所要時間・御城印・スタンプ設置場所)[山梨県]

500 山梨県
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日本100名城の甲府城[山梨県]へ行ってきました。
実際に登城して分かった甲府城登城の所要時間、駐車場、トイレ、登山ルートの難易度、御城印を購入できる場所、スタンプの設置場所などの口コミ情報をご紹介致します。

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甲府城とは?

甲府城

歴史

◇別名:舞鶴城、甲斐府中城、一条小山城、府中城、赤甲城
◇城主:浅野氏、加藤氏、徳川氏、柳沢氏
◇築城年:文禄・慶長年間(1590年代)
◇城の特徴:天正10年(1582)甲斐国は武田氏の滅亡後、織田信長の領国となりましたが本能寺の変後は徳川家康の支配を受けました。
その後家康が平岩親吉に命じ、甲府城の築城が開始されたが、家康が関東移封となると豊臣秀吉の命により、羽柴秀勝・加藤光泰らが築城を進め、浅井長政・幸長父子の手により完成をみました。
関ヶ原の戦い後は再び徳川の城となり、徳川綱吉の側用人柳沢吉保が城主となる。
吉保の子吉里が大和郡山城へ転封した後は幕末まで幕府直轄地として管理された。
甲府城は明治に入り、徳川時代の面影を大幅に失うこととなり、残された城跡が明治37年(1904)に「舞鶴公園」として開放されました。
昭和39年(1964)には都市公園「舞鶴城公園」として都市計画決定され、最近では舞鶴城公園整備事業が行われ、鍛冶曲輪門、稲荷曲輪門などの門や稲荷櫓が復元されました。

アクセス

◇住所:山梨県甲府市丸の内1-5-4
◇営業時間:<山手御門>午前9時~午後5時、
<稲荷櫓>午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
◇休業日:月曜日(※月曜日が祝日の場合は翌日)・年末年始(12月29日から1月3日まで)
※公園は常時開放しています
◇電話番号:055-227-6179(管理事務所)
◇入場料:無料
◇駐車場:有り(バス・お身体の不自由な方に限ります※下記電話に事前予約必要)
平日:055-224-1673(山梨県中北建設事務所 都市整備課 公園担当)
土曜日、日曜日、祝日:055-227-6179(舞鶴城公園 管理事務所)
※その他近隣に民間の駐車場有。
◇アクセス:JR甲府駅南口から徒歩7分

公式サイト

甲府城公式サイト
(※甲府市ホームページ内)

甲府城の御城印

御城印はどこで買える?

甲府城の御城印は 甲府市観光案内所(甲府駅前バス乗り場付近)で購入できます。(※こちらで要害山城の御城印も購入できます。)

観光案内所
◇施設名:甲府市観光案内所
◇住所:山梨県甲府市丸の内1-2-14
◇営業時間:平日 9:00~18:00
土・日・祝日 9:00~19:00(4月~11月)/9:00~18:00(12月~3月)
◇休業日:12/29~1/3
◇電話番号:055-226-6978
◇駐車場:なし(甲府駅周辺に有料駐車場あり)
◇アクセス:中央自動車道甲府昭和ICより20分/JR甲府駅南口より徒歩1分
※参照:甲府観光案内所(甲府観光なび内)

御城印の写真と値段

甲府城 御城印(通常版) 300円

300
300裏

甲府城 御城印(新版) 500円

500

500裏

甲府城のスタンプ

スタンプ

スタンプ設置場所

甲府城のスタンプは舞鶴城公園管理事務所、甲府城稲荷櫓、恩賜林記念館(三か所とも甲府城内)で押印できます。

設置場所 スタンプ利用可能時間 スタンプ利用不可日
舞鶴城公園管理事務所 8:30~17:00 12/29~1/3
甲府城稲荷櫓 9:00~16:30
(入館は16:00まで)
月曜日(祝日の場合は翌日)
12/29~1/3
恩賜林記念館 9:00~17:00 土・日・祝日

舞鶴城公園管理事務所
管理事務所稲荷櫓稲荷櫓恩賜林記念館林

※上記甲府城アクセスと同じ
※参照:日本100名城スタンプ情報局より

甲府城の登山

甲府城は平山城のため登山はありません。

所要時間

駐車場から本丸まで徒歩約15分(駐車場の場所により多少変わります。)

駐車場

多数有り(民間の有料駐車場も含め周辺に数カ所あります。)

トイレ

有り(各所に数カ所あり。)

登城ルート

まずは甲府駅前の観光案内所にて

要害山城の御城印と同時に甲府城の御城印も前日購入しました。窓口パンフレットなども頂いていたのでこの日は山梨の他の観光地と甲府城を回りました。
甲府城は駅スグでアクセスは抜群ですが、残念ながら城内に線路が横断しており現在の敷地はかなり縮小されています。

横断周りは市の主要な建物が並び道路や線路が通っています。(天守台から稲荷曲輪方面を見ています)

城内の石垣を堪能する

城内への出入り口は5カ所ありますが、私たちは北西の出入り口にあたる内松陰門方面から入城しました。
看板すぐにきれいな石垣と門が見えてきました。説明内松陰門、平成元年に復元されたのですね。
二の丸と屋形曲輪の間にある、切妻造で本瓦葺の高麗門だそうです。

坂下野面積み?と思いきや表面は平らで隅は角がきっちり揃えられています。
カラフルな石の配置など他ではあまり見ない石垣です。素敵ですね。

指示
内松陰門から階段をまっすぐ上がれば天守台方面に行けたのですが私たちは管理事務所を探すため右へ折れて進みました。

武道館右手に武徳館という武道館がありました。中では剣道のお稽古でしょうか、気合の入った声が聞こえてきました。坂下説明ここの石垣の写真を撮り忘れましたが積み方が違っている為積んだ時代が違うのではないかと考えられているものだそうです。林クランクを曲がり階段を下りると時代を感じる建物がありました。
最初ここが管理事務所と勘違いしてしまったのですがこちらは恩賜林記念館だったようです。1個目のスタンプ入口に100名城スタンプがありましたのでこちらで押させていただきました。

スタンプ置き場をチェック→稲荷櫓をめざす

日本庭園
スタンプを押してホッとしたので後はゆっくり城内を散策します。
左手上方に何やら塔のようなものが見えていましたが日本庭園を進みました。
それにしても高い石垣ですね。何重にも連なっています。
右手にお手洗いがありましたので入ろうとしたらその横の建物が管理事務所でした。管理事務所本当はコチラを目指していたのであって良かったです。スタンプ2確かに公園内は広いので数カ所にスタンプを設置していただいているのはありがたいですね。
こちらの建物は南出入口の遊亀橋を渡ってすぐにあります。
案内矢印私たちは自由広場(鍛冶曲輪)を右手に見ながら天守台を目指しました。溜め写真説明板が切れてしまいましたが水溜跡だそうです。階段少し急な階段がありましたが、前日の要害山城の急な山道を思えば全然軽いものですw曲輪門稲荷曲輪門です。切妻造で本瓦葺の高麗門とのこと。稲荷曲輪門カッコいいですね。ここをくぐると稲荷曲輪です。広場目の前に高石垣が現れましたがはやる気持ちを抑えつつ順路のとおり広場に進みます。やじるしこの時は数寄屋曲輪は通りませんでしたが何段にも分かれていて戦略的な縄張りに感じます。

稲荷櫓拝見

草むらここに庄城稲荷があったので稲荷曲輪というのですね。

降りて稲荷櫓が見えてきました。
中は自由に拝館出来ます。入口靴をスリッパに履き替えて入ります。スタンプ3こちらに3カ所目のスタンプがありました。もちろん全部同じ100名城スタンプです。しゃちシャチ中にはシャチホコなどの展示がありました。ございさつパネル年表中はこじんまりしていましたがまだ木の香りがするのではないかと思うほどきれいにされていました。平成16年に復元されたそうです。模型かつては広い城下町に囲まれた大きなお城だったのでしょうね。稲荷櫓上から櫓の2階窓からすぐ横を走る線路を臨みます。めっちゃ近い。石稲荷櫓の手前に矢穴に楔を挟んで石を割る様子が再現されていました。
原始的ですが改めて見るとすごい技術ですよね。

天守台でガイドさんのお話を聞く

さて、いよいよ天守台へ行こうと思っていたところ数人のガイドさんが待ち構えておられて、ニコニコしながら解説をしてくださいました。天守台への坂道お言葉に甘えて天守台へご一緒させていただきます。角がきれい先程までにも素晴らしい石垣群がそびえていましたが、この天守台もとても美しいです。
算木積みだろうかと思っていたのですが、観光案内所で頂いた下敷きのようなしっかりしたパンフレットには隅石の順番がずれていることや、三角形の石材を使っていたり、やや鋭角に石材を配置している『痩せ積み』のため短い方が上下の石より内側にずれているなど詳しく書かれていました。下敷き整っている中にも荒々しく、見た目がごつごつした印象ですね。

暗渠の横ボランティアさんのお話を聞きながら写真をパチパチ撮りまくります。

うえ天守台まではきれいに整地された道をぐるっと回る形で緩い坂を上ります。

色もいろいろ礎石門があったのか礎石のようなものも。かいせつ天守台の内側の解説板。

上から上から稲荷櫓方面を見ています。この高さなら広い城下町が一望できますね。慰霊碑この巨大な慰霊碑は明治の頃建ったようですが、舞鶴公園を整備する際にも動かすことはできないためここに残ったとのこと。またまた右下の穴は雨水などを流す暗渠(あんきょ)の役割をしているようです。
これは天守台を降りた向かいにありました。
写真を撮るのに夢中でお話をしっかり聞いていなかったのですが(すみません)、一緒に写真を撮っていただいたり記念になりました。
ボランティアのお姉さんありがとうございました。

春には毎年信玄まつりが行われる甲府城。
また桜の季節に来るのもいいかもしれませんね。
今回は2日間で山梨4城を巡りましたが、曇り空の時間帯がほとんどであいにく富士山を見ることはできませんでした。
山梨県側から見る富士山もきれいなので残念でしたが、またいつかリベンジしたいです。

甲府城周辺ランチ・近隣の城郭等

ランチ

山梨(甲府)の郷土料理と言えば、ほうとう。
甲府駅周辺で探したところ、駅ビルにほうとうを食べられるお店(郷土料理 信玄)がありました。
ほうとう専門店ではないので、他のメニューもあります。
郷土料理 信玄ランチ
外国人客も多かったです。
ほうとう料理も種類がありますが、鮑の煮貝ほうとう定食をいただきました。
郷土料理 信玄 ほうとうメニュー
結構な量あり。
美味しくいただきました。
【郷土料理 信玄の鮑の煮貝ほうとう定食】
ほうとう
【住所】
◇住所:山梨県甲府市丸の内1丁目1-8 セレオ甲府5F
◇電話番号: 055-232-3160
◇営業時間:11時00分~21時00分
郷土料理 信玄

近隣の城郭

※※※このページでご紹介した内容は変更になっている場合がございますので、ご訪問の際は最新の情報をご確認ください。※※※