続日本100名城の赤木城[三重県]へ行ってきました。
実際に登城して分かった赤木城登城の所要時間、駐車場、トイレ、登山ルートの難易度、御城印を購入できる場所、スタンプの設置場所などの口コミ情報をご紹介致します。
赤木城とは?
歴史
天正14年(1586)奥熊野の地侍たちが起こした「北山一揆」鎮圧のために建てられた城。藤堂高虎が縄張りしたと伝わる。発掘調査に寄ると江戸時代以降の改修の痕跡がなく役割を終えてそのまま廃城になったとみられる。
『紀伊続風土記』によると「天正年間(1573~1592)に藤堂佐渡守(のちの和泉守高虎)が北山代官のときに築き、罪を犯したものを赤木城の西方の田平子峠で斬首し獄門にした」と記されている。また『倉谷家文書』には「天正16年(1588)大和大納言(豊臣秀長)の北山攻め後、築城した」とある。(赤木城跡パンフレットより)
◇城主:藤堂氏
◇築城年:天正17年(1589)頃
◇城の特徴:山頂部の主郭を中心に三方の尾根上の曲輪群(東郭、西郭、北郭)と谷部に位置する南郭で構成されている。自然石を積み間詰石を詰めて築かれた野面乱層積の石垣。枡形虎口や櫓のような構造物の痕跡がある。
アクセス
◇住所:〒519-5404 三重県熊野市紀和町赤木
◇営業時間:城内見学は自由
◇休業日:同上
◇電話番号:商工・観光スポーツ課/観光交流係0597-89-4111(内線431)
◇駐車場:有り(無料)
◇アクセス:(車のルート/最寄駅からのルート)
公式サイト
赤木城の御城印
御城印はどこで買える?
赤木城の御城印は道の駅『熊野・板屋九郎兵衛の里』で購入できます。
◇施設名:道の駅『熊野・板屋九郎兵衛の里』
◇住所:〒519-5413 三重県熊野市紀和町板屋82番地
◇営業時間:平日: 10:00 – 16:00 土日祝: 10:00 – 17:00
◇休業日:定休日 第2.3火曜日(8月除く)
◇電話番号:0597-97-0968
◇駐車場:有り(無料)
※普通車43台(うち、おもいやり駐車場2台)、大型バス3台が駐車可能
◇アクセス:(車のルート/最寄駅からのルート)
※参照:道の駅『熊野・板屋九郎兵衛の里』公式サイト
御城印の写真と値段
赤木城 御城印 令和六年度版(330円)
赤木城 御城印 令和六年秋限定版(330円)
高虎 武将印 高虎サミットin熊野2024版(330円)
藤堂与右衛門高虎 武将印 (330円)
※すべて『紀州戦国屋』発行
赤木城のスタンプ
スタンプ設置場所
赤木城のスタンプは道の駅『熊野・板屋九郎兵衛の里』で押印出来ます。
※詳細は上記参照
※以前は隣接する『紀和鉱山資料館』に続100名城スタンプが設置されていましたが現在は道の駅『熊野・板屋九郎兵衛の里』に場所が変更になっています。ご注意ください。
赤木城の登山
赤木城は平山城のため登山はありません。難易度軽。
多少の昇り降りはありますので自信のない方は杖(駐車場に竹の杖設置あり)・ハイキングシューズ等ご用意ください。
※現在三重県内に熊注意報が出ております。道の駅周辺で目撃情報があったようですので熊鈴を携帯するなど念のためご注意ください。
所要時間
約15~20分程度
駐車場
10台くらい停められます。(駐車場から赤木城登城口まですぐ)
トイレ
駐車場に有り
登城ルート
紀和鉱山資料館
いつものルーティンどおり登城の前に続100名城スタンプを押すため指定された『紀和鉱山資料館』へ向かいました。続100名城のスタンプ帳にも書いてありましたのでそのまま信じ込んでいましたら資料館の受付で「すぐ近くの道の駅に変わりました」と言われてしまいました。
スタンプ置き場は諸事情で変更になる場合がありますので、きちんと調べてから伺った方が良いということを改めて肝に銘じました。
※参考:日本城郭協会スタンプ設置場所変更一覧
変更になった道の駅はすぐ近くの『熊野・板屋九郎兵衛の里』で、御城印を買うついでに伺うつもりでしたので良かったです。
熊野市役所紀和総合支所
熊野・板屋九郎兵衛の里
熊野市役所紀和総合支所の隣です。広い敷地内に銀行など主要な建物が集まっていて駐車場はつながっています。
道の駅に入ってすぐにスタンプが置いてありました。お城関係のグッズと一緒に御城印も有りました。
店内には食事ができる場所もありました。
お土産物も色々置いてあって結構広いと思います。
レジのお姉さんに赤木城への行き方を尋ねたら
「3回左と覚えてください。道の駅を出て最初の信号を左、神社の前を左、道なりにくねくね行って看板を左。」
お姉さんわかりやすいです!ありがとうございました。
赤木城の看板
大きくて目立つ赤木城の看板。ここが駐車場になっています。赤木城の由緒書、右横が登城口になっています。
登り口に竹の杖が置いてありましたので使わせていただきました。階段は長くはないのですが所々ごつごつした石があり、歩きにくい所もございます。
東郭・門跡にやってまいりました。右上の置き石に挟まれた小さな札がありましたがいったいなんだったのか結局わからず。荒々しく積まれた自然石が素敵です。藤堂高虎公の築いたお城が多い三重県。この赤木城もその一つですね。虎口や門跡の枡形らしき形跡がわかるとちょっと嬉しくなります。どこの部分か忘れましたが連続した石垣が見ごたえあり。復元してくださってありがとうございます。主郭入口辺り。足元は現在は歩きやすくなっていますが当時はもっと違っていたかもしれませんね。説明板があちこちにあって助かります。西郭方面だったと思います。今回は伺いませんでしたがこの先の方向に田平子峠の慰霊碑があったと思います。悲しいですがこういった歴史もあったということですね。振り返って主郭から北方面を見ています。見晴らしいいですね。高虎公がどのような気持ちでこのお城を築いたか・・想いを馳せます。余談ですが2026年の大河ドラマは豊臣秀長さんが主役なので彼に仕えた藤堂高虎さんもちらっと出るかもですね。キャストの発表が楽しみです。
丸山千枚田
赤木城の近くに有名な丸山千枚田がありましたので寄らせていただきました。
丁度稲刈り前の時期で黄金色に輝いたたんぼが広がっていました。きれいですね。趣向にとんだ案山子も沢山立っていました。
農作業されている方たちとどっちが本物かわからないくらいよくできていましたw
狭い田んぼを全部手作業でされて大変ですがこの里山の風景を守って頂きたいですね。
熊野本宮大社
赤木城の手前に熊野本宮大社がありましたのでこちらにも寄ってお参りを済ませました。長い階段をのぼると厳かな本殿に。
旅の無事をお祈りして八咫烏の御朱印もいただきました。『熊野本宮大社』ホームページはコチラ。
赤木城周辺ランチ・近隣の城郭等
お土産
この近辺では食事はしませんでしたが近くの道の駅で購入した『陀羅尼助飴』をご紹介。
元は胃腸に優しい『陀羅尼助』が飴になっています。
奈良県の周辺で見つけたら買ってしまう私のお気に入りです。
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近隣の城郭
- 【和歌山県】
- 新宮城[和歌山県]
- 和歌山城[和歌山県]
※※※このページでご紹介した内容は変更になっている場合がございますので、ご訪問の際は最新の情報をご確認ください。※※※