日本100名城の川越城[埼玉県]へ行ってきました。
実際に登城して分かった川越城登城の所要時間、駐車場、トイレ、登山ルートの難易度、御城印を購入できる場所、スタンプの設置場所などの口コミ情報をご紹介致します。
川越城とは?
歴史
扇谷上杉持朝の家宰太田道真・道灌父子が長禄元年(1457)に築城したことに始まる。
江戸の「大手」は小田原城、「搦手」は川越城といわれるほど江戸にとっては重要な城。
寛永16年(1639)、川越城主となった松平信綱は川越城の拡張整備を行い、
本丸・二ノ丸・三ノ丸・追手曲輪・新曲輪などの各曲輪、3つの櫓、13の門からなる、
総面積9万9千坪余りの規模を持つ巨大な城郭になった。
『江戸図屏風』から江戸初期の川越城は将軍が鷹狩の度によく訪れた「御成御殿」となる。
元禄15年(1702)『武州河越御領分明細記』には「二ノ丸御屋形」とあるため、城主御殿は二ノ丸に置かれ、本丸に関する記載がないことから本丸御殿は解体されていたと考えられる。
弘化3年(1846)二ノ丸御殿が火災で焼失。
嘉永元年(1848)当時空き地になっていた本丸に御殿を再建。
新しい本丸御殿は建物16棟、1,025坪にも及ぶ広大な建物で、城主の住まいだけでなく政務を行う場や家臣たちが常駐する部屋もあった。
明治4年(1871)廃藩置県により多くの建物は移築・解体された。
大正7年(1918)煙草工場となる。
昭和8年(1933)武道場になり戦後は市立第二中学校の仮校舎となる。
昭和42年(1967)に大規模修理工事を行い現在のような公開施設になった。
◇城主:上杉(扇谷)氏、酒井氏、堀田氏、松平氏、柳沢氏、秋元氏など
◇築城年:長禄元年(1457)、承応2年(1653)頃
◇城の特徴:本丸御殿は日本でも数少ない現存する御殿の遺構として貴重。
本丸御殿の玄関は銅板葺の大唐破風屋根をそなえ、御殿内部には広間など6部屋が残る本丸御殿の脇には家老詰所も移築復元された。
アクセス
◇住所:〒350-0053 埼玉県川越市郭町2-13-1
◇営業時間:9時から17時まで(入館は16時30分まで)
◇休業日:月曜日(休日の場合は翌日)、年末年始(12/29~1/3)
◇電話番号:049-222-5399(川越市立博物館)
◇駐車場:有り(公共の交通機関利用を推奨)
◇アクセス:(車のルート/最寄駅からのルート)
公式サイト
※川越城のみの公式サイトは見当たりません。お問合せ先は川越市立博物館です。
川越城の御城印
御城印はどこで買える?
①川越城の御城印は『小江戸 蔵里(くらり)』で購入出来ます。
◇施設名:川越市産業観光館『小江戸 蔵里(くらり)』
◇住所:〒350-0043埼玉県川越市新富町1-10-1
◇営業時間:10:00~18:00
◇休業日:
◇電話番号:049-228-0855
◇駐車場:バス専用のみ有り(要予約)※一般車両用はないため近隣の民間駐車場をご利用ください。
◇アクセス:(車のルート/最寄駅からのルート)
※参照:小江戸蔵里公式サイト
②または『手漉き和紙 たにの』さんで通信販売されています。
詳細は公式ホームページにてご確認ください。
③または『川越東武ホテル』フロントロビーのお土産物コーナーで購入できます。(宿泊者のみ)
公式ホームページには載っていませんでしたので、詳細は『川越東武ホテル』にお問合せ下さい。
御城印の写真と値段
川越市100周年御城印(1500円)
※手漉き和紙・色違いで『河越城』御城印もございます。
川越城のスタンプ
スタンプ設置場所
川越城のスタンプは川越城本丸御殿受付窓口で押印できます。
◇施設名:川越城本丸御殿
◇住所:〒350-0053 埼玉県川越市郭町2-13-1
◇営業時間:9時から17時まで(入館は16時30分まで)
◇休業日:月曜日(休日の場合は翌日)、年末年始(12/29~1/3)
◇入館料:一般 100円(80円)、大学生・高校生 50円(40円)※()内は団体料金。
◇電話番号:049-222-5399(川越市立博物館)
◇駐車場:有り(公共の交通機関利用を推奨)
◇アクセス:(車のルート/最寄駅からのルート)
※休館日は『初雁公園休憩所』にて押印可能です。(川越市ホームページより)
川越城の登山
川越城は平城の為登山はありません。
所要時間
見学所要時間約30~40分
駐車場
駐車場から徒歩1~2分。(隣接する駐車場がありますが近隣の博物館や野球場などと共同で使用している為すぐ満車になるようです。)
トイレ
有り。(本丸御殿内、公園内)
登城ルート
川越城の富士見櫓跡
この日は雨でした。
私たちは川越駅方面から出発し、徒歩で周辺を散策しながら川越城の富士見櫓跡までやってまいりました。
それっぽい少しこんもりした場所に石碑が建っていました。川越城の広かった敷地を想像します。
晴れていたら登ったかもしれない階段をパチリ。
私たちの他にも見学の方がいらっしゃいましたがやはり説明板を読んで立ち去っていかれました。
川越城の御殿
案内板が所々に有りますので道には迷いませんが一応マップを片手に進みますと川越城の御殿が見えてきました。素敵です!荘厳なお姿!歴史ある建物に感動です。
真正面の三つ葉葵の徳川家紋がキラキラ。
雨が写真に写るほど降っていましたが必死に撮っていました。
私たちは富士見櫓跡方面から攻めましたが東側には初雁城の石碑があり北側の博物館方面からですと大きな石碑がありました。コチラ北側に駐車場もあるのですが周辺の施設が多いわりに駐車できる台数は少なめなので注意が必要です。
第一展示室
気を取り直して御殿受付で入場料を支払い、すぐ横に合った100名城スタンプを押しました。
板の間から畳の部屋など風情ある佇まいが。
自分が雨でしょぼしょぼしていたので中に入れてホッとしました。
順路通りに廊下を歩いていくと第一展示室に着きました。
修理の時に外された瓦などが展示されていました。
中庭をパチリ。お庭も整っています。雨なのが残念です。
お庭には不思議な石が・・
色々に使われた部屋が続き、しばらく歩いていくとぎょっ!突然人形のお武家さんが三人でなにやらご相談・・お仕事中だったのですね。
やけにリアルでビックリしました。
お便所などもあり、ちゃんと生活の場だったということがわかります。瓦屋根が雨で光ってきれいでした。
縄張り図。電球は現在仕様ですが中の装飾もきれいです。広いお部屋立派です。襖の引手金具もきれいです。
たっぷり見学して満足して外へ出ました。
そして本丸御殿跡を出て博物館側から西へ時の鐘を目指して歩いていると中ノ門堀跡の看板が!現在はほぼ民家で埋まっていますが門の跡だけは残っていました。通り過ぎないで良かった。きれいな解説版もあります。横からお邪魔して・・片方は垂直に近い壁状で片側はなだらかな傾斜。きれいに残ってますね、すごいです。川越城の主要な個所を見ることが出来てよかったです。
この後近隣の神社やお店を見て回りました。
ありがとう川越城!
川越市は観光に力を入れていることもあり見どころがとても多くて楽しめました。ここでは書ききれなかった川越観光について次ページでご紹介します。ご興味のある方はご覧ください。
川越城周辺ランチ・近隣の城郭等
お食事など
お城の近くではありませんが川越駅周辺のお食事処で美味しかった
【和BISTRO KATARAIYA(和食のかたらいや)】さんをご紹介!お飲み物と突き出し。左はノンアルコール梅酒ソーダ割ですが中に凍った葡萄が入ってました♪おしゃれで美味しかったです。カルパッチョサラダも大盛り!ドレッシングが美味でした黒豚角煮と厚揚げ、どれも美味しかったです♪
お手頃で満足できるメニューです。
U_PLACE(ユープレイス)という駅近くの複合施設の中なので会社帰りのサラリーマン等が多かったです。
少し離れたカウンター席は割と静かで落ち着いて食べられました。
近隣の城郭
※※※このページでご紹介した内容は変更になっている場合がございますので、ご訪問の際は最新の情報をご確認ください。※※※