スポーツジムに通う高齢者が増加

スポーツジム「ルネサンス」によると、全国で展開する約130の施設の会員の27%以上が60歳以上。割合は約20年前の9倍に増えたという。(朝日新聞2015年10月12日記事より抜粋)

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65歳以上の運動

スポーツ庁による2014年度の「体力・運動能力調査」によると、運動しているお年寄り程、日常生活の基本動作が維持できているという。

調査結果は次のとおり。

65歳以上のお年寄りのうち、週3~4日以上運動しているのは約32%。
週1~2回が約40%、月1~3日が約14%、約13%は全くしていなかった。

これらの頻度別に「立ったままズボンやスカートをはけるか」を聞くと、運動をしている人ほど「何にもつかまらないでできる」割合が高かった。

週3~4日以上運動する男性は84.8%だったのに対し、運動をしていない男性は68.9%にとどまった。

※ここでいう「運動している」というのがどういう内容を指すのかは、文部科学省のHP(「平成25年度体力・運動能力調査結果について」http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/26/10/1352498.htm)を見ても、明らかになっていないので、実際の行動において参考にならない。

何故、スポーツジムに通う高齢者が増えているのか?

経済産業省の調査による、ジム業界の売上は10年近く計約3千億円で横ばい。
20~30代の会員が減る一方、60歳以上は大手ジムで30%に上り、10年前ひょり11ポイント増えたといいます。

なぜ、高齢者の割合が増えているのでしょうか?

単純に考えれば、少子高齢化がジム会員でも起こっていると言えるのではないかと私は思うのですが、それだけではないようです。

今やスポーツジムは団塊世代など、健康志向が高く時間やお金に余裕のある人にとって、今や社交の場でもあるそうです。
※団塊の世代(だんかいのせだい)とは、日本において、第一次ベビーブームが起きた時期に生まれた世代。 第二次世界大戦直後の1947年(昭和22年)~1949年(昭和24年)に生まれて、文化的な面や思想的な面で共通している戦後世代のこと。(ウィキペディアより)
平成27年(2015年)には66歳~68歳であり、年代別の人口が厚い層です。

そして、スポーツジムがそういった高齢者をターゲットにしたコースを設けたことも大きいようです。

高齢者のニーズに応えるジム

ルネサンスは1996年に安いシニア向け料金を設けてから60歳以上の会員が年々増加。
無理なくできるストレッチや体操などのメニューを増やしているという。

高齢者向けのデイサービスも2012年に開始。
広報担当者は「高齢者の病気や衰えの予防というジムの新たな役割が見えてきた。病院の待合室ではなく、ジムがお年寄りの集会所になればうれしい」と語る。

全国で約200店舗を展開するコナミスポーツクラブも2012年から、60歳以上を対象としたコースを開始。
「運動しながら計算すると認知機能改善に役立つ」という研究を参考に、曲に合わせて体を動かしながら足し算をするコースもある。

セントラルスポーツは、ジム以外の活動にも力を入れている。
介護施設に指導員を週1回ほど派遣。
転ばない筋力をつけるため、座ってできる体操を全国の約250施設で教えている。

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